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小説の感想日記中心です。
音楽、映画なども気に入ったものがあれば書こうと思います。
ネタバレしてるようで、肝心なところは隠しているギリギリの線で書いてるつもりです。
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生きてるだけで、愛。


チャラッチャ♪チャッチャララ、チャッチャラ♪チャッチャララ、チャッチャラ♪チャラチャラ、チャラ♪ボボンボンボン♪


というわけで、昨日読み終えたのは、本谷有希子さんの「生きてるだけで、愛。
芥川賞候補に選ばれた作品です。
躁鬱病の25歳の女性が主人公。
生活をともにする男も、態度がいつもそっけなくて、何を考えているのかわからないような印象です。
ただ、この男、津奈木は、読み進めるにつれて、彼には彼なりの愛情を持っているということに気づきました。同棲を始めたきっかけを告白するシーンは好きですね。

では、問題の主人公、寧子についてですが、とにかくとんでもない。ただただ狂ってる。
読めばわかりますが、周りにいたら絶対に困るような女性です。
でも、寧子の目線で書かれているのはとにかく笑えます。小説を読んでいて、声を出して笑ったのは、久しぶりでした。
担任が正面からみた新幹線に似ていて勉学に励む気にならないという理由で高校を中退しかけたとか(笑)

でも、よくよく考えると、重い心の病に苦しむ女性の話です。それを感じさせないような文章の運び方に感心させられました。読者を引きずりこむ魔力みたいなものがあります。やってることは滅茶苦茶でも、彼女なりに全力で生きていることがわかります。

また単行本の表紙には、かの有名な葛飾北斎の富嶽三十六景のひとつ、「神奈川沖浪裏」が使われていますが、これが文中で大きな意味を持っています。


今回の記事の冒頭のカタカナの羅列は、文字だけだとさっぱりだと思いますが、オールナイトニッポンのテーマの始めの部分です。
本谷有希子さんを知ったのは、オールナイトニッポンでした。彼女は一年間、パーソナリティを務めていたのです。あれを聞いていたので、こういう小説を書くのがわかる気がします。著者も十分、変わった人だと思いますから。
| 本谷有希子 | 02:06 | comments(1) | trackbacks(1) |
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トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしています。
| 藍色 | 2010/12/03 3:36 PM |









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生きてるだけで、愛 本谷有希子
あんたと別れてもいいけど、あたしはさ、あたしと別れられないんだよね、一生。母譲りの躁鬱をもてあます寧子と寡黙な津奈木。ほとばしる言葉で描かれた恋愛小説の新しいカタチ。 ねえ、あたしってなんでこ...
| 粋な提案 | 2010/12/03 3:33 PM |